概要
Pythonでは、以下のようにしてクラスを定義し、オブジェクトを作成することができます。
class Dog:
def __init__(self, name, age):
self.name = name
self.age = age
def introduce(self):
print(f"name: {self.name}, age: {self.age}")
dog = Dog("poti", 4)
dog.introduce() # name: poti, age: 4
クラス定義
以下のようにクラスを定義します。
class クラス名:
クラスの内容
クラス名は慣習として、先頭大文字のキャメルケースで書きます。例えば、「my cass」という名前をつけたい場合は「MyClass」のように、単語の先頭を大文字にして書きます。
例えば、冒頭のDogクラスの例では、クラス名は「Dog」、クラスの内容はその下のメソッド2つとなります。
インスタンス変数
Dogクラスのnameとageは、インスタンス変数と呼ばれ、インスタンスごとに値を持ちます。扱うときは、self.nameのように、「self.」をつけます。
インスタンスの作成
インスタンスを作成するときは、クラスオブジェクトに()をつけて呼び出します。そうすると、__init__()が呼び出され、インスタンスができます。
メソッド
Dogクラスの__init__()とintroduce()はメソッドです。最後の行のdog.introduce()のように、インスタンス名の後にドットをつけ、メソッドを呼び出します。