概要
if文を使うことで、条件によって処理を分岐させることができます。
構文は以下のとおりです。elif、elseは省略することができます。
if 条件1:
処理
elif 条件2:
処理
else:
処理
if文とは
if文は、条件によって処理を分岐させたいときに使用する構文です。
例えば、変数xの値が偶数のときは「偶数です」、奇数のときは「奇数です」と表示するプログラムは、if文を使って以下のように書くことができます。
x = 12
if x % 2 == 0:
print("偶数です")
else:
print("奇数です")
上の例では、xが偶数のときは、xを2で割った余り(x % 2)が0になるので、「偶数です」と表示されます。逆に奇数のときは余りが1になるので、else節の「奇数です」が表示されます。
3つ以上の条件を書くときはelifを使います。else ifではないので気をつけましょう。
score = 60
if score < 40:
print("不合格")
elif score < 60:
print("ランクC")
elif score < 80:
print("ランクB")
else:
print("ランクA")
上のプログラムは、scoreが40未満だと「不合格」、40〜59で「ランクC」、60〜79で「ランクB」、80以上で「ランクA」と表示します。
練習問題
合格、不合格
変数scoreの値が60以上のときは「合格」、それ以外のときは「不合格」と出力するプログラムを作成してください。
score = 50
# 以下にコードを記入
score = 50
if score >= 60:
print("合格")
else:
print("不合格")
中央値
変数x1、x2、x3のうち、2番目に大きい値を出力してください。
x1, x2, x3 = 80, 40, 70
if x2 <= x1 <= x3 or x3 <= x1 <= x2:
ans = x1
elif x1 <= x2 <= x3 or x3 <= x2 <= x1:
ans = x2
else:
ans = x3
print(ans)